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僕の本棚〜随時更新中〜

ハクモクレン

事務所の前にあるハクモクレンの花が芽から咲きかけていました。

寒い寒いと思っていた冬も春に変わりつつあるのが目で見てとれ、また新しい一年の始まりなんだと心躍ります。

今年も去年以上に頑張っていこうと思います


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官公庁の仕事の制限

最近人を1人雇用したのですが、
求人の際に、ふと疑問に思ったことを一つ。

ハローワークにおいて、
労働者として求人を出す時は、年齢制限は原則禁止されています。
(職業安定法第10条)

けれども、
裁判所で働く裁判所事務官、

警察官など、

官公庁に勤める公務員のほとんどには、受験年齢に制限を設けており、
間接的に、官公庁が出す求人には、年齢制限が設けられているのです。

求人において、年齢制限を設けたかったというわけではなく、
「民間には、年齢制限を原則認めず、国に対しては、原則認めている点に対して、おかしいな〜」

と思った次第でした。


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裁判員制度

先日から裁判員制度が始まりました。

ニュースなどで裁判員をしたくない理由の中に、
「全くの素人の私(僕)人に対して、「死刑」を宣告しなければならない。人の命まで奪えるのか?」

といった内容がありました。

それは当然のことで、テレビの前あるいは、ネットでは、
「そんなひどいことをしたんだったら、当然死刑だ!」

と思っていた人であっても、いざその人を前にし、
死刑を宣告するのは精神的に大変だと思う。

そのために、今は、心理カンセラーによる、カウンセリングなども
検討されているぐらいだ。


ただ、こう思ってはどうだろうか?

あまり、テレビではクローズアップされないが、
裁判は3審制です。

ということは、
地方裁判所→高等裁判所→最高裁判所

と被告には、3回チャンスが与えられています。

そして、裁判員として、関わるのは、
「地方裁判所」だけで、

高等裁判所、最高裁判所では、
裁判員は今のところ、参加しません。

ニュースなどを見てみると、
地方裁判所だけで、死刑が確定しても、
ほとんどの場合、高等裁判所、最高裁判所と
行くのです。

ということは、皆さんがたとえ、死刑を宣告したとしても、
それによってその人の人生が決まったわけではなく、
残りの裁判所にて決定してもらうことになるのです。

なんだか責任の先延ばしのような文章となってしまいましたが、
そのように考えれば、人の命を奪ってしまうような判決も
決断できる心持ちができるかもしれません。




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DVと定額給付金そして児童手当

定額給付金の支給開始が始まってますが、
皆さんはすでにお金を受け取っておられますでしょうか。

私の住んでいるところでは請求はしましたが、まだ
銀行口座には振り込まれていないようです。

さて、
この定額給付金、一人一人個別に給付されるわけではなく、
住民票の世帯主にまとめて家族分を支払うことになってます。

まとめてもらえるし、手続きも一つで済むから良いではないか
と言われればそうなのですが、よく無い場合もあります。

それは、DVを受けた人(多くの場合女性)が子供などを連れて
家を逃げ出したときです。

このような場合には、ほとんどの家庭の場合、夫が世帯主と
なっているでしょうから、夫がすべての給付金を得てしまいます。

ただでさえ、DVを受けて話すことすらままならないのに、
定額給付金をください。
とは余計に言えないのです。

それに対して、以下のような記事にもあるように、
DV夫に世帯主の家族にまとめて定額給付金を渡すな
という仮処分申請を行っている事案があります。
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/20090422_yol_oyt1t00498/ただ、このようなことは何も定額給付金に限って起こっているわけではありません。

児童手当に関しても同様の問題があるのです。
児童手当に関する詳細は以下のサイトをご参照ください、
http://ja.wikipedia.org/wiki/児童手当

児童手当も通常は世帯主が請求する場合がそのほとんどです。

児童手当は読んで字の通り、子どものための手当として自治体から支給されるお金なのです。

しかし、DVなどで家を飛び出している母子の場合、児童手当は、
夫の銀行口座に振り込まれる場合がほとんどですから、もらうことができないのです。

このような状況を告げ、児童手当を母子家庭に渡して欲しいと自治体に
言っても、ほとんどの場合は、相手にしてもらえない現状があるのです。

この定額給付金とDVがクローズアップされているのを契機として、
一度、児童手当とDVも考え方を見直していった方が良いのではないでしょうか。


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離婚と温暖化??

こんばんは。
最近事務所に入ると、常に日陰なためか、
非常に寒いと感じる今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、温暖化の記事を読んでおりますと、
離婚と温暖化というお題で、読売新聞に以下のサイトにあるような
記事が掲載されておりました。
離婚と温暖化
全く分野が違うこの2点を「無理やり」結びつけた感がありますね。
上記の記事から学ぶ事は、できるだけ、1箇所に大人数が集まるのがよいという事になりますが、
核家族化が進んだ現代では、昔ながらの(Always3丁目の夕日)大家族は難しいといえそうです。

温暖化といえば、
現在、ガソリンが温暖化解決の為に、
バイオエネルギーに変えられていますが、
そのバイオエネルギーの原料にするための例えば大豆を得るために、
地球上の二酸化炭素吸収を一手に引き受けているアマゾンの木が伐採され、
広大な大豆畑に変えられているとの事。

「う〜ん。」
「まさにこれこそ、四字熟語でいう本末転倒。」

いったい、誰が、温暖化防止の為の先陣を切っているのでしょうか?
地球規模の問題となると、
あらゆる分野での専門家が必要なのかもしれません。

もっとも、先のアマゾンの大豆畑に関しては、
今まで、生活が出来なかった人たちの収入源にもなっているという実態も
踏まえて、温暖化防止を強く唱える事により、
生活が苦しくなる人が増えないように、しなければならないようです。

まとまらない文章になってしまいましたが、
非常に面白い記事だったので、早速投稿してみました。

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夫婦間で自分の事しか主張されていませんか?

さて、過去の新聞記事からの日記なのですが、
以下のような記事が掲載されておりました。

「日本の父親が子供の世話や家事に費やす時間は
 非常に少ない。
 最近の調査では、働きすぎで育児にかかわる時間がないと、
 父親自身も悩んでいる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 以下省略」


この調査は、日本、オランダ、イギリスとで
社会全体での仕事と生活の時間配分を比較する
という観点から出てきた事実の1つである。

私も相談を受ける中で、

「女性からは、男性が子育てを手伝ってくれない。」
 そして、
「男性からは、仕事の為に子育てを手伝えない。」

と聞く事がある。

確かに現日本社会では、
働いた時間=給料
となっていないから、
(残業代も出ない上に、会社内での能力向上の為に、
日々受験勉強のように時間を採られてしまう。)
子供の世話もしないし、給料も少ないと、
攻められる男性は、私の実感では以外に多いと感じる。

夫婦間では、仲が良かったときには考えなかったあら捜しが、
仲が悪くなったときには、出てくる。

夫婦間において重要なのは、
常に相手方の行為を素直に評価することにあると思う。
つまり、
「自分が、自分が、自分が、、、、、」
という行為を夫婦間においては、抑えるのがベスト。


だからと言って、
全てにお互いに耐えろというのではなく、
お互いに、きちんと話をすべき。

この話し合いがなくなってしまったために、
潜在的な「自分が。自分が、、」
というのが出てしまうのではないか?


平成19年8月25日に内閣府が発表した
「人権擁護に関する世論調査」
では、「権利のみを主張して、他人の迷惑を考えない人が増えた」
と答えた人が85%を超えたという。

85%という事は、
「権利のみを主張して、他人の迷惑を考えない人が増えた」
と言っている
「権利のみを主張して、他人の迷惑を考えない人」
が多くの割合でいるという事でもある。
(何をもって「権利のみを主張して、他人の迷惑を考えない人が増えた」
という定義付けの詳細は分からなかった。)

まずは、他人を見る前に、
自分を見てみる。

こういったことが夫婦間の間においては、重要なのではないだろうか?

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混合診療に関する判決

新聞を読んでいると、
驚愕してしまうような記事が掲載されていた。

その内容は、弁護士に頼らずに訴訟を起した男の話。

具体的には、診療にかかる費用は健康保険に入っている方であれば、
全額負担という事はなく、一部負担で済みます。
しかし、この健康保険が適用されない新しい治療方法もあり、
国の方針としては、健康保険が適用される治療と、されない治療とが
混合されて行われた場合、
「本来、保険が適用される治療であったとしても
全額、全ての治療が自己負担となる」としています。

本来、保険の適用がある治療に対しても、
保険の適用がない治療を加えた事によって、全額自己負担を
しなければならない状況に今も昔もありました。

しかし、それに対して、地裁レベルではありますが、大雑把に伝えれば、
上記のような混合診療であっても、保険が元来適用される治療に関しては、
保険を適用しなさい!
という判決が出たというのです。
混合診療に関しては、以下のURLを参照の事。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%B7%E5%90%88%E8%A8%BA%E7%99%82

厚生労働省にも色々な言い分(ブン)があると思いますが、
それに対してというよりも、
この原告の方が、弁護士に頼らずに、
自分1人で世間では当たり前になっている制度に対して、
「No!」と言って裁判を行ったことです。

記事を読んでいる中で私が驚いた所です。
正確には弁護士にお願いしに行ったけれども、
断られたというのが正しい表現。

確かに、国相手の裁判、しかも当たり前のようになっている
制度。
対抗するだけでも、勇気がいるのに
勝てる確率は低いといわざるをえないのが現実。

私だったら、どうか?
この原告本人だったら?
あるいは、
依頼をお願いされた弁護士だったら、
このような裁判を行っていただろうか?
即座に「はい。」
といえない自分がいる事に気づく。

「無理だ!」
と思ってしまう自分がいるからだ。
けれども、最終的には、
「大丈夫ですよ!」と言いたい。

世の中は、このような戦う人のおかげで、
なんとか正常に動いているように思う。
僕らは既にできた制度の上であぐらをかいて座っているに
過ぎないのかもしれない。

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