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ハーグ条約と国際離婚

夕食のシーフードカレーを作りながら、ラジオを聞いていたので、
もしかしたら、一部間違っているかもしれませんが、

「ハーグ条約の締結」

に関する話題が挙がっていました。

唐突ではありますが、
時は遡って大学時代、条約を勉強する機会が国際法の中でありました。

「その当時は国と国との約束事の条約は自分には関係ないこと」
だ!

っと考えていました。

ただ、最近では、国際離婚をするに当たって、離婚協議書という離婚時の約束事を記載する文書があるのですが、
その中には、子供がいる家庭では子供と親との関わり合いを記載することがあり、ここで最近ハーグ条約という条約が結ばれた場合記載方法を修正しないといけないなと考えています。

具体的には、日本の場合、親権者を指定し、基本的には親権者が子供の面倒をみます(ほとんどの場合母親)。

そして、子供の面倒の見ていない一方の親が子供とどのように会うのかを決めていくのですが、

国際離婚の場合、例えば、日本とドイツなどの場合ですと、

「会うにしても費用がかかるし、大変や~」

っということがあります。

これは円満に離婚したような場合の問題点・悩みですが、

例えば一方がDVを受けて離婚を余儀なくされた、離婚を選択しなければならなかった場合には、
費用面もさることながら、精神的にも肉体的にも子供を一方の親(DVをしていた方)に会わせるのは
大変です。

そのような中、暴力をふるう元夫(外国人)から逃げるように離婚した女性(日本人)が子供を
元夫の承諾なく海外から日本に連れて帰った場合、

「先のハーグ条約の場合、原則元の場所に子供を戻さないといけない」

のです。

「こんなことが許されるのか?」

と思うでしょうが、このようなことが起きてしまうのです。


ただ、これは一方の観点からみた話でして、
反対にDV夫(外国人)が日本から子供を自分の国に連れて帰った場合、
日本はハーグ条約に入っていませんので、子供を取り返す方法が

「子供を連れ帰った者の行為が犯罪(誘拐など)に当たらないと取り返しようがない」

のです。


日本においては、日本人同士の離婚で、その後一方の親が一方の親に子供を会わせない。
ということがおきます。

これが海外との関係となるとよっぽどだと思います。



以前、国際離婚でヨーロッパのある国の領事館に電話した際の話です。

日本で協議離婚届を出した後、本国において離婚届けが受理される方法を聞いていたのですが、

しつこく何度も
「子供の権利を守るためにも、わが国の法理に従って離婚した方がよいです。」

と言われました。

確かに共同親権をとっているから法律的にはそうかもしれないのですが、
法律で人の心まで縛れるものではないと思います。

法律で守られているからといって、子供と会うという自然な行為が保障されたり、
それがよりよくなるわけではないと思うんです。
(日本人的な発想だとは思いますが。)



やはり、ハーグ条約があまりにも画一的に子供と親との関わり合いを決めているため、
日本の考え方では恐らくこの条約にサインをすることはないんじゃないでしょうか?



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